平成24年度厚生労働科学研究費補助金がん研究事業(H24-がん臨床-一般‐012)
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Home > 「就労リング」ファシリテーター養成講座 イベント詳細

「就労リング」ファシリテーター養成講座
~がん患者の就労支援を目指して~

このイベントは終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

がん医療は新たなステップに移り,がん経験者またその家族の生活の質に目を向けた医療が提供されつつあり,キャンサーサバイバーシップの中においての<がんと就労>に着目した研究が必要とされています。

日本の全がん罹患者数のうち,20歳から69歳までが46.8%を占め,約半数が就労可能年齢で罹患しており,就労中にがんと診断された患者の多くが,検査,手術,化学療法による通院および体調変化のために休職,ときには離職を余儀なくされています。さらに,その後の復職にも影響を与え「働きたくても働けない」状況など患者は,就労に関しての疑問や悩みを抱え,相談すべき機会や場を利用できないでいることを臨床では多く経験しています。

そこで,今回,乳がん罹患後の就労に関する悩みに対する問題解決の場として就労中の乳がん患者を対象としたグループ介入(「就労リング」と名づけました)を施行しました。

「就労リング」の内容・目的は,就労に関する知識の提供を行い,問題点を共有し,患者の問題解決能力やコミュニケーション能力を高めることです。平成24年度は,2人1組のファシリテーターとして,(1)精神腫瘍医と看護師,(2)看護師とソーシャルワーカー,(3)看護師と社労士,の組み合わせで,患者5-10人のグループに対して,毎週1回,60分ずつで計3回の介入をしました。その結果,就労に関する知識や問題解決能力は有意に向上し,同時に,情緒状態も改善する傾向が見られました。(平成24年度厚生労働科学研究費補助金がん臨床研究事業:山内英子班,分担研究者:保坂 隆)

そこで,平成25年度はこの「就労リング」を導入し,その効果を検証する研究協力施設になっていただきたく,看護師やMSWその他などに参加していただくファシリテーター養成講座を開催いたします。講師は山内英子班分担研究者:保坂 隆をはじめとして実際にファシリテーターをしている看護師・MSW社労士などが担当いたします。ぜひ,ご協力いただけますようお願い申し上げます。

平成25年度厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)
キャンサーサバイバーシップ「治療と職業生活の両立に向けたがん拠点病院における介入モデルの検討と医療経済などを用いたアウトカム評価~働き盛りのがん対策の一助として~」
(研究代表者:聖路加国際病院乳腺外科部長 山内英子)
日 時 2013年6月23日(日) 10:00~16:00
会 場 聖路加国際病院 研修室A (旧館5階)
希望者が多ければ、今年度秋に大阪でも開催予定。
参加費用 無料 (平成25年度厚生労働科学研究費補助金がん臨床研究事業:山内英子班)
参加要件
  • 各施設2人ペアでの参加をお願いいたします。
  • 2013年12月までに、各施設で1回開催
    ※5-10人患者を対象に1回3セッションを実施
お問い合わせ
聖路加国際病院 医療連携室 / がん相談支援室 担当:橋本
電話:03-5550-7105  E-mail:gansoudan@luke.or.jp